ひとり親になったら
様々な理由があり、父子家庭や母子家庭になることがあると思います、そんな時にまずやるべきことはずばり
役所に通い詰める
何故通い詰めるのか？実際に何度も通って様々な支援を受けている父子家庭で、自閉症の息子がいる私がその体験談を解説します、この記事を読めばひとり親になった不安のいくつかが解消できると思います、
勿論母子家庭の方も同様に参考になりますぜひご覧ください。
ひとり親になったらまずは子育て支援課に
まずは子育て支援課に行きましょう、不安なら受付で父子家庭になったばかりで、支援制度を知りたいといえば案内してくれます、
色々調べていくのも良いですが、役所の方はプロで、ひとり親になったといえば非常に親身になって話を聞いてくれるので、まずは身分証と通帳を持っていけば大抵は何とかなります、
東京都の場合ですがひとり親には児童育成手当というものがあり、なんと月１３５００円の手当があります、そしてこれは
他都道府県でもひとり親の手当が充実しているところも多いようですまずは相談を
つまりパートナーと離婚や死別した時期とは全く関係ありません、各種手当も受けましたがすべて申請月か翌月からです、ひとり親になり精神的に疲弊している方が多いのも非常によくわかりますが、相談を先延ばしにするメリットは何一つありません、
特にこの記事を読んでいるのが月末ならば有給取ってでも急いで身分証と通帳を持って相談に行ってください。
離婚の場合、養育費の取り決めに関する公正証書の作成や家庭裁判所への調停申し立て等で費用が掛かっている場合、養育費確保支援補助金や、厳しめの所得制限もありますが児童扶養手当など様々な制度があるので必ず相談しましょう。
ひとり親になったら様々な課を紹介される
役所に行けば手当以外にも様々な施設を紹介されると思います、すべて管轄が違うので個別に行く必要があります、大変かもしれませんが是非一回は言ってみてください、
福祉部 福祉事務所
私の場合主にひとり親支援ヘルパーの派遣の申請に行きました、
ひとり親家庭ホームヘルパー派遣
ひとり親支援ヘルパーとは1カ月につき8回まで（1日の派遣回数は2回まで。）
ただし、ひとり親になった直後6カ月間は1カ月につき12回まで、一回４時間まで子供を見てくれます、私の所得の場合初めの一年間は完全に無料もっと所得の高い方でも普通のベビーシッター頼むのよりはるかに安いです、私は二年目ですが今は一時間４００円で来てくれています
このヘルパー派遣をしているのは民間の会社で税金の補助でこの事業をやってくれているので実際に来ていただけるヘルパーさんは完全にプロの方が来るのでとても安心です、この会社の方をこの制度を使わずに来ていただこうとすると、一時間２２００円、一日４時間頼んで８８００円かかります、とて
母子寡婦福祉資金貸付金
ほかにも生活に困っているのでしたら母子寡婦福祉資金貸付金（母子とありますがもちろん父子家庭利用できます）もあります、こちらはこども家庭庁が管轄しているもので原則年利１％１２の項目で借り入れができ、保証人がいれば利息なしという民間ではありえない融資をしてくれます。
受験生チャレンジ支援貸付事業
ほかにも受験料や合格のための塾などの費用も貸付してくれる受験生チャレンジ支援貸付事業窓口でもあります、しかもこちらは
無利子かつさらに高校・大学等に入学した場合、返済が免除されます！！
おちらは東京都の制度ですが、各自治体でも似たような政策をしているところは多いので、それも役所で聞いてみて下さい、
塾や入学費用合わせて３０万近い費用が合格した場合全額免除になると考えると使えるならば利用しない手はないです、
児童相談所
児童相談所というとニュースの事件の報道の影響でネガティブなイメージがある方も多いと思いますが、ひとり親で子供がさみしい思いをしないように色々相談に乗ってくれます、またこちらでも様々な事業を紹介してもらえます、
ファミリーサポート
ファミリーサポート事業とはサポートしてもらいたい人（依頼会員）の状況を行政のコーディネーターが聞き取り、条件に見合った地域の会員（提供会員）を紹介するという制度です。保育施設の時間外や学校の放課後に子どもを預かったり、保園や幼稚園の送迎のや保護者の急用時に子どもを預かってもらうことができます、
利用には事前に提供会員の方と面談があるので初回は急には頼めませんが逆に言えば一度お話してからお願いできるので安心です、うちに来ていただいてる方も皆さんとても親切です、料金は自治体や時間帯によって違いますが、私は夕方から１０時くらいまで頼んでいて一時間９００円です、普通の派遣シッターさんだと一時間１５００円～３０００円ほどなのでとてもリーズナブルです、
その代わり子供をお風呂に入れてくれたり、お料理を作ったりということは決まりでできなくなっています。
ショートステイ・トワイライトステイ事業
ショートステイ・トワイライトステイとは’家庭において保育を受けることが一時的に困難となった乳幼児を認定こども園・幼稚園・保育所等で一時的に預かる事業です。保護者の出産・病気・冠婚葬祭・就労等の理由のほか、育児疲れやその予防での利用も可能です。
私の通わせている施設では１６時から２２時まで晩御飯付きで合計９００円
泊りなしの１０時間でその都度ご飯やおやつもついて１５００円
お泊り２４時間２５００円で子供を見てくれました、私は去年手術をしまして、６日ほど入院したのですが１２５００円ほどで６日預かってもらえました、とても懐いて楽しかったそうですがやはり親元離れたのは寂しかったようですがそれは仕方ないですね、なお７連泊までは可能なようですが年間で預かれる回数には制限があります、
三月締めでショートステイだと年３０回、トワイライトステイだと１４回（１０時間以内の１５００円コースだと０，５回計算）なのでご利用は計画的に。
ひとり親相談窓口
私は東京都板橋区在住なので板橋区の話になってしまいますが、こういったサービスもあります、聞いたところによると各自治体にも同じような、窓口があるのでぜひ相談してみてください、
以前書いた記事はこちら
ひとり親になったら、とにかく急いで相談しよう
とにかくひとり親になったらできるだけ早く、役所に相談しましょう、繰り返しになりますが、すぐに相談しないメリットは何一つありません、必ずあなたとお子さんが楽になる制度を提案してくれるはずです
- 受け取り可能な手当や補助
- シッターさんの手配
- 自分が急病や手術を受けることになった時のための養護施設
この三つは必ず役所に行った際確認してください、ここで個人的にどの施設に行って制度を紹介されても絶対に言ってほしい言葉があります
ほかに何か制度はありませんか？
職員の人も本当に困ってるんだな、とかあの制度もあったな、と様々な制度を紹介してくれます、
この言葉を言わなければ紹介してくれなかった制度や施設も私はありました、まったく迷惑ではないので是非お子さんのためにも言ってみてください。
なんでもひとりで子育ても仕事も家事もやるのにはどうしても無理があります、２人親でも大変なんですから、
ぜひ無理をして体調を崩される前に相談なさってください。
今回紹介した制度は所得により受けられなかったり、負担額が増減する場合がありますご注意ください
コメント